美しい印刷にあこがれて

印刷は、文化。

創業者の高田米吉は、昭和初期の埃舞う田舎町の古本屋で
1冊の立派な洋書に出会います。
知識と美しさが詰まったその本を手にした感動から
自分もこんな美しいものを作ってみたい、と
ドイツ製活版印刷機を岐阜で初めて導入し、印刷業に邁進します。
美しいものへの憧れから、美術画廊様や美術館へ足繁く通って審美を磨き、
作品集や画集を数多く任されるようになりました。

『印刷は、見えればいい、ではないんだよ』
とは、初代から引き継がれてきた言葉です。
『たとえ文字だけ、日にちだけの情報であっても、
そこには美意識と、伝えるための工夫やこだわりを持たんとね』

簡単に情報が手にはいる今だからこそ、
初代の言葉が大きく私たちを包んで、
今日のこの1枚へと向かわせています。

沿革

  • 昭和10年 8月
    岐阜県岐阜市若宮町(現本社)にて高田米吉がタカダ印刷 創業
    活字による活版印刷を始める
  • 昭和41年 10月
    岐阜県羽島郡岐南町(現工場)に工場を移転
  • 昭和48年 1月
    資本金500万円に増資
    株式会社タカダ印刷と名称変更
  • 昭和49年 1月
    資本金1,000万円に増資
  • 昭和50年 1月
    ハイデルベルグ 菊全判 1c・菊半裁・菊四裁オフセット 導入
  • 平成元年  6月
    ハイデルベルグ 菊半裁 4c・菊四裁 4c オフセット 入替
  • 平成2年  4月
    高田米吉逝去に伴い高田正夫が代表取締役に就任
  • 平成17年 6月
    高田正夫逝去に伴い高田華子が代表取締役に就任
  • 平成17年 7月
    ハイデルベルグ 菊四裁 4c オフセット 入替
    CTP トータルシステム導入
  • 平成23年 3月
    箔押し ( ホットスタンプ)導入
  • 平成26年 5月
    プラ転活版機 再導入
  • 平成28年 9月
    ハイデルベルグ 菊四裁 2c オフセット 入替