一枚に込めた想いが輝きますように

SAKURA 4 seasons -spring-

春になると、その木が桜だということを誰もが思い出してくれますが、
桜と共に1年を過ごすと、それぞれの季節に意味があり、役割があり、
美しさがあります。
そんな想いをカタチにしてみたい…
ふとした思いつきでしたが、
何か技術的にも見ていただけるところを作ろう、と
箔押しの上からオフセット印刷出来る「可刷箔」を使って桜の花びらの濃淡を表現し、
花びらの中には読めるか読めないか位の小さい箔押しの文字(4ポイント)を忍ばせました。

紙や加工の技術を表現のためにどう使うか。
印刷のプロフェッショナルとして、
柔軟な発想と技術で提案できるよう、
日々の研鑽を大切にしています。

※Dear. Press からの季節のおたよりをご希望の方は、お問い合わせフォームよりお申し込みください。

活版印刷

1970年代頃までは、印刷といえば活字(鉛製の文字のはんこ状の物)を1文字ずつ並べて、その上にインキを紙を乗せてするものでした。それはグーテンベルグが世界で初めて聖書を印刷した時と、基本は同じです。
現在では、活字の代わりに樹脂や金属プレートを腐食させて作成する版を利用しており、データから製版できます。
オフセット印刷と比べて、文字の形に凹みを出したり、わざと掠れさせたりすることができます。

たくさんの要素を積み重ねて出来あがる印刷物は、
いわばオートクチュール。
例えば名刺1枚でも、
どんな紙?色は何色?
あなたの分身となる1枚の紙に、
なにを語らせたいか…

お客様の「想い」と自社の「技術」が出会う時、 「かたち」が生まれます。

わくわくを、お客様と共に。

  • 箔押し(ホットプレス)

    機械の構造は活版印刷機と同じですが、箔押しはインキの代わりに薄い箔(フィルム状の金属や顔料の膜)で紙に圧着させる技術です。
    インキと違い、金属の膜が紙の上に貼り付けられるため、版そのままの形に輝かせたり光らせたり、逆にマットな質感にすることができます。版の種類によって、凹ませることも浮き出させることも可能です。
    こちらもデータから箔押し用金属版(3mm高)を製版できます。

たくさんの要素を積み重ねて出来あがる印刷物は、
いわばオートクチュール。
例えば名刺1枚でも、
どんな紙?色は何色?
あなたの分身となる1枚の紙に、
なにを語らせたいか…

お客様の「想い」と自社の「技術」が出会う時、 「かたち」が生まれます。

わくわくを、お客様と共に。